設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年1月31日月曜日

とちぎの農村風景

栃木県は、宇都宮線沿線や東武日光線沿線など県南地方を中心に都市化していますが、その一方で、鉄道交通の便があまり良くない箇所では、田舎の風景が残っています。


茂木(もてぎ)町の棚田風景は代表的な風景となっていますが、烏山(からすやま)にはかやぶき屋根の旧家(大木邸)が残っており、イベント等に活用されているところがあります。


先日は、芸術とのコラボで「農とアート」といった具合で展覧、体験イベントをやっておりました。
農山村風景、都心に住む方々にとっては魅力的かもしれませんね。
下野新聞にも記事が載っておりました。


比較的、都心へ近い田舎(茨城県南や東京西部など)は、都会から移住してくる方々もとっつきやすいようですが...。


山村地域の地域活性化において
経済学だけの視点にとらわれない、風景というところはランドスケープそのものに通じるものがあります。
地域の特色を出す為には、地域の風景や生活文化も大切にしていきたいところであります。

・「都心居住」⇒ 経済活動を行うには都会に優位性はあるかもしれませんが、温かみがない、味気ない。
・「田舎暮らし」⇒ 田舎には人間が自ら生きる為の知恵や文化が眠っておりますが、不便は強いられる。

とちぎの魅力とは?、魅力的な田舎とは?

東北に比べれば、比較的東京に近い立地条件ではあります。
都心から少しだけ足を運べば、田舎の風景を感じることができる
のが栃木の魅力でしょうか。

まもなく2月

今日も、だいぶ冷え込みましたね。
会社の水栓も凍ってしまい、お昼前まで水道が使えない状況でありました。

2月工期の物件もいくつかあり...。
2月は28日と短いので、あっという間に3月になってしまいそう。
これから年度末にかけて、いろんな意味で、バタバタしそうな感じです。

2011年1月28日金曜日

とちぎの県営公園 高速道路からアクセス良いです

栃木県にあります県営公園

県内にバランスよく配置されています。

「中央公園」、「県総合運動公園」が中央(宇都宮市)にあるのをはじめ、
南から「みかも山公園」、ほぼ中央の「わんぱく公園」、東南の「井頭公園」、西の「日光だいや川公園」
北の「那須野が原公園」とあります。

なぜかほとんどの公園が高速道路に近い箇所にあります。東北自動車道は昔からあったにしろ、北関東自動車道は最近開通したばかりで、たまたまそうなったようです。

整理すると
東北自動車道 佐野藤岡IC からは「みかも山公園」(佐野市、岩舟町)
同上 西那須野塩原IC からは「那須野が原公園」(那須塩原市)
日光道 今市ICからは「日光だいや川公園」(日光市)
北関東自動車道 真岡IC からは「井頭公園」(真岡市)
そして、同上壬生ICもしくは壬生PAからは「わんぱく公園」(壬生町)
となります。

国営公園も東日本ですと、北関東自動車道の延長上 東水戸道路のひたち海浜公園ICが「ひたち海浜公園」にほぼ直結。
山形自動車道の宮城川崎ICより「みちのく杜の湖畔公園」 といった具合で、なんだかハイウェーで公園へ行くことができる構想みたいです。

世の中不況であまりお金をかけられないご時勢、休日1000円高速も余暇に公園へ行くことへ貢献しているようです。

なるほど、っといった感じで...。雑学みたいな感じです。

県内の方々はもちろんのこと、県外からもアクセス容易ですので、ぜひ足をお運びくださいませ。

2011年1月27日木曜日

とちぎのハイウェーオアシス わんぱく公園

北関東3県をまたがる北関東自動車沿いのほぼ中央に、ハイウェーオアシス壬生(壬生PA)があります。

高速道路側の駐車場と、一般道側「道の駅側」の駐車場があり、その境界付近に店舗などの施設があります。

このハイウェーオアシスに隣接する公園として、栃木県営の大規模公園「わんぱく公園」があります。
ここは、平成12年に行われた花と緑の博覧会「マロニエとちぎ緑花祭2000」会場であった場所です。

中には、屋内、屋外とも子供たちが遊べる遊具や広大な広場があり子供たちには楽しい公園空間であります。ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

2011年1月24日月曜日

~遊びの要素~ 北区の飛鳥山公園を見て

東京都や神奈川県公園緑地の整備水準、質の高さは栃木県からみると、だいぶ違うなと感心させられます。最近整備された公園を見ると、のっぺらぼうなフラットな公園が多くなっていますが、敷地的にフラットにするのなら、立体構造物で質の高さを勝負するという考え方があってもいいのではと改めて感じました。
東京はやはり社会基盤が整っており、財政状況も優れていることの他にも、周りにある風景やインフラも相乗効果をなして、園地空間の利用度は格段に高いように思えます。

飛鳥山公園では、以前某雑誌にも取り上げられたように、王子駅北口を降りてすぐの位置からモノレールを伝って園地へ入ることが出来る仕組みなどもあり、子供たちや大人までもが楽しませてくれるものがあります。園地の中にもお城のような複合遊具、機関車や都電のお古の車両が子供たちの格好の遊び場となっています。
ただ単に、遊具を配置するだけでなく何か面白みのある遊び場の創出。
栃木県内にも出来れば...。将来を担うことも立ちのためにも、市民が憩える園地空間を創出していくためにも、財政状況は厳しい中でも何かいいアイデアを考え、実行していくことが必要かと...。

2011年1月11日火曜日

山の雪化粧

今日も、全国的に冷え込みましたね。
栃木県内も、北部の山間地域を中心に雪化粧されています。
日光地域も、市街地のあるふもと(二社一寺あたり)付近は道路も雪がなく
車の通行には支障がありませんが、山は雪がかぶっています。





日本海側が大雪のとき、雪雲が太平洋側へ流れ込むときは、群馬のみなかみや栃木の日光、那須連山あたりがちょうど峠になり、雪を山へ降らせることになるようです。
最近は特に、宇都宮などの市街地はよほどのことでもない限りは、最近はめったに雪がつもらなくなってきました。

宇都宮と日光では、標高差も400m以上あるので気温差もあります。男体山からの風も来るので冬の日光は寒く感じますね。
山は、雪化粧をしきりっとした姿をみせています。男体山など日光連山は大谷川や日光地区の市街地から望むことができます。

冬の日光、観光で訪れる際は、世界遺産と東町のまちなみ、山並みも含めて楽しんでみてください。

2011年1月4日火曜日

(宇都宮)二荒山神社

改めまして、新年明けましておめでとうございます。
本日より、業務再開でございます。

宇都宮の中心市街地のほぼ中央に、二荒山神社はあります。


毎年、初詣でにぎわう箇所のひとつでございます。


本日から仕事はじめの企業も多くあるようで、企業関係の団体参拝も多く見られました。

天候も恵まれ、よい一日のように思えます。


神社前の広場から左手に新たな庭園空間がございます。冬場は日影で寒いことかと思いますが、非常に綺麗な和風の空間が出来ています。
正面階段からだけでなく、こちらからも二荒山神社の境内に入ることが可能です。


夏場は涼しげな居心地の良い空間になることでしょう。
機会のある方々、ぜひ一度足をお運びになってみては如何でしょうか。