設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年10月25日木曜日

圧力よりも、引き出しての合意形成を!

会議や話し合いの場、ワークショップ等のこと。

様々な人が参加する中で、一部の権力者ともいえるような方々が押さえ込みをすることがよく伺えます。
一見、スパスパと決まって順調なように思えますが、それは議論の発展を妨げる行為、思考がジリ貧になる行為でもあることがいえます。(残念ながらそれでは、会議、話し合いとはいえません。)

そして、「足の引っ張り合いに使うエネルギー」 と 「創造的なことを考えて前に進んでいこうとするエネルギー」 を比べた場合、どちらにエネルギーを使ったほうがよろしいでしょうか。

多くの人が、後者のほうがいいよなと思うはずですね。


2012年10月23日火曜日

(資料などの) 表現方法について

見える形での図で表現すること、絵で表現すること、文で表現すること、数字で表現すること。

また、見えない形での口頭で表現すること。


どちらの、要素もプレゼンテーションには必要なことです。


視覚的に相手方に訴えていくには、
文章だけでは、読む気も無くし、途中で読む気力もなくします。
(ブログでは、たんたんと文章だけで書いてしまうことも多々ありますが...反省)

人がモノゴトを理解するには、文章だけではなく、図や絵で理解したり、口頭のしゃべりによって理解することも含まれます。


2012年10月20日土曜日

若者世代の活力を活かそう!

地域の活動のこと、普段の仕事のこと。

20世紀と比べると、それらの形は時代が進むにつれて変化を求められるようになってきております。

自分たちの親の世代(現役世代を引退した方々)であれば、強力な指導者のような人がいて、それについていくというような時代でもありました。高度経済成長期の時代に見られました。

今の時代においては、人が求めているものは変わり、ものの豊かさよりも、人としてのところに重点を置くようになってきております。


2012年10月15日月曜日

資格のこと 「公園緑地系統や地域の形をつくっていく」資格として

公園や緑地空間の設計や計画、まちづくりの計画などの資格として、何があるのだろうと疑問に持たれる方も多いかと思います。

「一級造園施工管理技士」では、国家資格とはいえども、造園関係の施工管理に関する資格。
「一級建築士」では、国家資格とはいえども、建築・建物の設計に関する資格。
「技術士」では、国家資格とはいえども(多岐に渡り技術系の様々な分野がありますが)、関連しそうなところでは、都市計画や土木系分野の全般に関する資格。

その他あまり、思い浮かびませんね。実際は、他にも専門的な資格があることでしょう。

そのような中、登録ランドスケープアーキテクト(RLA) という、民間の資格がありますが、知名度はまだまだ。
この資格は、分野がとても広く 公園、緑地空間の設計や計画の局地的なものから、地域の計画のグランドデザインの分野まで包括する資格として存在しております。(そのはずです。)

実際に試験は難しく、専門知識を問う問題と、実技試験があります。(フルコース受験ですと、朝~夜までかかり、知力のほかに体力もいる試験です。 ※技術士であれば、専門知識の択一試験は免除です。)
実技試験においては、仕事で培う部分と大学などの設計課題の両方を経験、技術を取得していないと難しいかなと思います。


2012年10月12日金曜日

「まちづくり・地域づくり」 の計画って...

まちづくりや地域づくり

いろんなところで、繰り広げられておりますが、様々な視点や方法があり、人によっても得意とするもの、専門とするものが異なってきます。

局所的なこと、広範囲的なこと。
ソフト的なこと、ハード的なこと。
ボトムアップ的なもの、トップダウン的なもの。

様々なアプローチの仕方があります。

本来は、これらを適宜使い分けをして進めることが出来ればいいのですが...。
なかなかうまくいかないものですね。

2012年10月7日日曜日

これからの時代を生き抜くには(企業、仕事のありかた)

高齢者社会がどんどん進行していく世の中。

日本においては、働く世代が高齢者を支えることに対し、どんどん比重が重くなっていく一方であります。(何十年後には、働く世代:高齢世代が1:1になってしまうことも危惧されています。)
そして、それは実際の企業、会社組織においても身近に見えること、言えることでもあります。

土木、ランドスケープの業界においても同様のことが実はいえたりします。

昔は会社の上層部や上司(仕事をコントロール)する人1人に対し、5~10人以上の部下がついていた時代もありましたが、今や、上司:部下の比率は1:1というところも。
いや、上層部の比率の方が大きい会社もざらにある状況です。

今、若手は企業に勤めたくても、受け入れることができる会社が少ない。本当は若い力を受け入れたいはずなのですが、うまくいっていない。それは、業界の苦しい台所事情もあります。

それはある意味、(一部の業界の中ではすでに) 「将来の日本の姿のミニチュア版」 ともいえるようなことが起こっているのです。


2012年10月6日土曜日

地域づくり交流ワールドカフェに参加して

先日、10/3(水)に、栃木県庁で行われました「地域づくり交流ワールドカフェ」に参加して参りました。

行政職員や地域づくりの担い手、まちづくり等に関心をもつ人々などがあつまり、意見をまとめるワークショップの手法を学ぶ場として、そして人と人をつなぐ交流の場としても開催されたことだと思います。


自分は、前回(第一回目)も参加し、今回(第二回目)も参加。
現在、地域の計画の仕事やまちづくりの話し合い等にも参加していることもあり、
そして何よりも地域をつくっていくことに、子供のころからいつか取り組んでいきたい思っていたこともあり、参加してきた次第です。



20世紀のまちづくりは、どちらかというとモノ(ハード)事業中心のまちづくりでありました。
しかし、高齢者社会が進む中で、ハードのみでは対応しきれないという危機感が多く生まれつつあります。
そういう中で、コト(ソフト)事業をとりいれたまちづくりが進みつつあります。

将来的には、働く世代1人に対して、高齢者を1人支えなくてはいけなくなることも懸念される中、今まで通りでは何もできなくなってしまうことも懸念されます。

それだけ、モノだけに頼ることからのシフトが求められているのだと感じます。
人間が幸せを求めていく姿、形も変化しつつある。