設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年3月30日金曜日

仕事でチームを組むということは

設計の仕事においてチームを組むということは、お互いの作業量を均等化することや、それぞれの専門分野の技術を束ねることによって、より精度の高い設計を仕上げていくことを目指して人をまとめ、作業を分業したりします。

本来は仕事を効率化し、よりよい成果品をつくるためのチームづくりが目的とされますが、これらのことが一部的に悪用されてしまうケースもあります。
こんなことになったら、要注意!


2012年3月29日木曜日

後の世代のことを見据えて...欲しい。

先人たちが築いてきたこと、自分の世代がすべきこと。

激動の世の中の真っ只中である、日本においてやっていかなくてはいけないこととは何であるか?



→ 少子高齢化社会、高齢者社会へ対応させるための仕組みづくり

→ 子供の世代、孫の世代が生活を成り立たせるようにしていくための仕組みづくり

→ 高齢になったときに生きがいを感じられる仕組みづくり


他にもやるべきことは沢山あるでしょう。
考えれば、考えるほどたくさんのやらなければいけないことが頭の中をよぎります。


2012年3月28日水曜日

まちあるき から見えるモノ、学ぶコト

いろんな地方の中心市街地や地域集落。

それぞれの風景やまちなみ、そして文化と人々のふれあいが、それぞれの空間の魅力となっております。
自分たちが生活しているまちについて、どのように向き合っていくか。
いろんな考え方があると思います。

空間の設計をしている身としては、建物や路地空間の構成や樹木の配置、見え方などランドスケープ的に形を捉えることを自然と体で感じ取っているような感じです。


2012年3月25日日曜日

市街地内部の魅力的空間 (山形のまち)

学生時代に住んでいた山形のまち

10数年ぶりにじっくり歩いてみると、新たな発見や社会人になってからのモノをみる視点が加わってまた一味違うモノゴトが見えてきます。
(取材日:2012 3/20)

まちを歩く楽しさは、人間的な歩くスピードと程良い距離間において巡ることができる数々の賑わいスポットや趣を感じる空間などが結びついていることにあります。

まちをつくっていく、形成していることとして、つくる側においては、都市や地域の計画からはじまり、土木、建築、風景などの計画と設計、そして実施(施工)がされ形となります。
そして、運用していくうえでは、そこの中に様々なふれあいや、人々の生活、文化活動などが密接に繋がっておりひとつのまちば空間ができているのです。


(すずらん通りを歩く) ところどころに人を立ち止まらせるものがある。

2012年3月22日木曜日

まちば空間の魅力を

地方の多くの観光都市や宿場町、集落は、メインストリート沿いに家が建ち並び、まちなみを形成しています。

それが、だんだんと人々が密集してくると、点から線へ 線から面へ まちが広がって行きます。


いつからか自動車社会となり、都市部ではまちなかの空間構成は面的にも維持されつつも、地方では、それが維持できなくなり、面から線を通り越して、道路の骨格だけは残っり、最終的に点となってしまうことがしばしば。


2012年3月19日月曜日

頑張る気質 と 次の世代への継承

いろんな業界において、年々厳しくなっていることは承知のことかと思います。

今、現役で働いている面々の一部には、保身にまわり、残念ながら新しい精力的な技術者を排除しようという動きが見られたりします。そして、65歳までの再雇用の義務付けも動き出し、後の世代のことを軽視しているのではと思うことがしばしばです。
(高齢世代を排除するということではなく)
それぞれの世代が、偏ることなく生活が出来るような仕組みを構築することが大切だと思います。


2012年3月17日土曜日

仕事に対する姿勢

お金、利益という言葉。

なんだか、最近 そういう言葉だけで仕事の議論をしていることが とても残念な気持ちに思えることがあります。


仕事の姿勢として、同じ対価を得ることでも、

「これしか、もらえないからここまでしかやらない」

「この目標、作業を達成したので、褒美として対価をはじめてもらう」

というのでは、全然意味合いが異なります。(考え方の違いの問題)


2012年3月14日水曜日

コトづくりの大切さ

様々な講演会にて、最近よく耳にすることとして 「コトの大切さ」 というキーワード があります。


地域を活性化させる、生活の利便性を向上させる という考えのもと、以前は、モノをつくれば何とかなるのではないかという考えが根強くありました。
考え方の柔軟性を受け入れられずに、いまだにモノありきが根強いところもあります。

しかし、それだけでは 「つくっておしまい、結局使われずじまい」 といった感じで、投資効果が無かったのではないかということが見え、改めてコトの重要性が見出されてきております。


2012年3月13日火曜日

会話の中に解決のヒントあり

仕事をしている場面、打ち合わせの場面、家庭、友人の方々との会話。

いろんな場面においての会話の中には、様々なヒントがあります。

仕事中の無駄話の行き過ぎは、周囲への影響などを考えるとあまりよくないとみられがちでもあるので、節度ある行動も求められますが、普段の打ち合わせなどの何気ない会話より、相手方の考えていることや、仕事の進められかた、組み立て方、社会的に問題になっていることなどが見え隠れしております。(ある意味問題解決のヒントがある)

(人によって感じ方も違うとは思いますが...)


2012年3月12日月曜日

限りある資源を大切に!

今まで、当たり前のように使ってきた「水・熱・電気」などのエネルギー資源。

原油、ガソリンも値上がり、電気も様々な影響もあり値上がりが懸念され、人々の生活に苦労を強いるような形が目にみえております。

1年前の震災に見舞われた際、
電気が使えない状況で、いかに我々現代人が電気に頼った生活を送っていたのかが身にしみてわかりました。
住んでいるアパートでは、水道は貯留タンクに溜められた水が、電気を使用してポンプを稼働させるため、部屋の蛇口からはもちろん水も出ず、携帯電話などの情報端末の充電もできない状況。トイレの水をどうしようかと困ることも、もちろんインターネットも使えない。
(宇都宮では、地震発生後1日たらずで復旧はしたものの...)


2012年3月11日日曜日

協力してくれる、形にしてくれる方々のありがたさ

通常、設計の立場の人間からすると、施工を行う職人さまの存在はかけがえのないものであります。
(同じことが設計を協力してやってくださる方にも言えます。)

設計は、どちらかというと頭脳を使い(構成している技術を組み立てることなど)を主にこなすことになりますが、施工は設計をもとに実際のスケール(大きさ)で形にしていただける大変重要な役割を果たしております。(頭脳+技能)


お互いが、協力し合い良好な関係でモノゴトが進めば、お互いが気持ちよく、いいものができたね、というような感じになります。

2012年3月10日土曜日

考えの共有と意識改革

会社、あるいは組織の中においては、様々な考えを持つ人同士、異なる特性を持つ人同士が集まって仕事をしている状況です。

中小の小さな組織、大きな組織でも囲まれた部署などにおいては、大学時代とは違い、同じような考え、感性を持ち合わせる人に巡りあい、仕事を共にできることがなかなか難しいなぁと思うことが(みなさん遠慮してなのか口ではなかなか言わないのですが)見え隠れしているような状況です。
地域性の問題もあるのかもしれませんが、地方であればあるほど、特殊な仕事についてはその傾向があると感じております。


しかし、今の情報化社会において様々な情報ツールを用いて、同じような考えを持つ方々との接点を次第に持つことができる様になり、 同じようなことを考えている者同士が、考えを共有することができるようになってきています。

そして、新たなつながりも。
同じような考えを持つ人は意外といるものだと勇気づけられる一面も。


あとは、どのように今の働く環境で、どのように時代に対応していくか、追従していくべきか。
永遠の課題でもあり、常に考えなくてはなりません。

2012年3月8日木曜日

考えられることと、経験することの大切さ

人生、なにもかも順調で、不自由なく生活していると、次第に考えることをしなくなってしまいます。


今思えば自分にとって、いろんな苦悩、境地や経験から学ぶこと、考えることは、自分の知識(引き出し)を増やす為のよい手段ともなっているのかもしれません。

植物を育てることと同じで、土壌や気候により大きく育つか、丈夫に育つか、それとも育たないか という具合で、人間にも同じようなことがいえる感じがします。


いい面は伸ばしていくこと、次のステップへ向かう為には必要なことでもあります。

2012年3月6日火曜日

都市や地域における魅力の創造

最近は、お金のことで○○が出来ない、このレベルのものしか出来ない ということばをよく耳にします。そして、これらを理由に新しいことへ挑戦する、創造力を膨らませることをしない、できない技術者や大人が数多く増えてきてしまっているような気がして残念な気持ちになることがあります。


公園づくりでも、本当は魅力ある、子供たちに記憶に残るような空間を提供していくことがひとつの目的でもあります。ものだけでなく、遊んだコト自体もいい思い出づくりに(も)寄与しますね。

中心市街地を何とか賑わいを取り戻したいと思う大人がいることは、その大人が子供のころ、その場所にいい思い出、家族との触れ合いのドラマがあったからそう思うこともあり。

モノに対する思い出のほかに、コトに対する思い出も、その都市や空間に対するよきイメージ(好感を持てること)となるのです。


都市の風景、農村の風景、地域の風景、そしてそれぞれの歴史、文化、生活の営み。

それぞれが特徴を持っていることにおいては、日本の風景、生活景はいいなと思うことであります。


2012年3月4日日曜日

アイデアを思い切って発言することの大切さ

『アイデア』

それは、自分の頭のなかに「ポッ」と突然思い浮かんだり、人との会話の中でいろんなものが創造されて思い浮かぶ妙案のことなどであると解釈しています。

最初から、「これ出来ないよな」 と思ってしまっては この先それを実現させる為の方策を考えることを、最初からあきらめてしまっているものであります。

地域柄、土地柄、会社柄、学校柄
自分のいる立ち位置で、様々な状況があると思いますが、最初から潰しにかかるのはやめましょうよと思うことが多々あります。

今は無理でも、いいアイデアは将来開花し、また問題が解決するかも、解決する糸口が見えるかもしれない。
それがヒントになって、別のアイデアが生まれるかもしれない。


2012年3月3日土曜日

気持ちのデザイン

空間の設計をしていく上で、今まではモノのデザインをしていくことが主流であったように思えます。

しかし、世の中が厳しい時代へと変化し、少子高齢化社会となり、世界の人口は増加しつつも、日本の人口はますます減っていく一方です。

そのような中で、これからの時代に何が必要であるのか。


2012年3月2日金曜日

土木への魅力は? 魅力を感じることができるか?

土木の設計分野は最近は、若者がなかなか魅力ある分野としてみることができない状況...。
最近特に土木関連の分野においては、いろんなところで危機感を感じているような状況です。


本当は、土木構造物にも美しい形のデザイン、自然や風景を取り込んだデザインをすること をもっと推し進めて欲しいと思うこともしばしばあります。(魅力ある設計分野にするためにも、ランドスケープ的な思考をとり入れられないものか。)
そのためには、構造的なことだけでなく、まちのこと と絡めたトータルなデザイン手法を取り入れて考えなくてはいけない。
(これからの期待を込め...)

2012年3月1日木曜日

視点を変えてみてみる。

いろんなモノ・コトをみるとき。

それは、自分の頭を使い、自分の行動や自分の疑問に対して 「こう思う、こうしなくてはならない」 というように思うことかと思います。

クライアントさまを相手にする仕事においては、自分の視点の他にも大切にしなければならないものがあります。

相手の気持ちや考えていることを理解しようとすること。