設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年3月19日月曜日

頑張る気質 と 次の世代への継承

いろんな業界において、年々厳しくなっていることは承知のことかと思います。

今、現役で働いている面々の一部には、保身にまわり、残念ながら新しい精力的な技術者を排除しようという動きが見られたりします。そして、65歳までの再雇用の義務付けも動き出し、後の世代のことを軽視しているのではと思うことがしばしばです。
(高齢世代を排除するということではなく)
それぞれの世代が、偏ることなく生活が出来るような仕組みを構築することが大切だと思います。



この厳しい時代に、いつまでたっても働かない高給取りが企業や組織に居座っては、若手のモチベーションがそがれていく一方で、最終的にお金も無い、やる気も無い、何も生まれなくなります。
後に続いていかなくなってしまいます。
後進を育てていく上で、人に譲ることや、人そのものとしての美学はないものかとも...。
(最終的には、そういう組織はジリ貧になる傾向なのですが... 危機感を感じて欲しい!)

きちんと精力的に働こうとしている方々を除いて、他の面々は若手へバトンタッチすべきです。
ただでさえ、働く環境を得ることが出来ていない状況なのですから。そして、若手に働いてもらいたいのなら、現役で働く者は手本を示すような行動をしてもらいたいものです。
(スポーツ選手を見ていると、力が発揮できなくなった時点で引退、若手へバトンタッチしますよね。現役で続けたい選手は年齢関係なく努力してますもの。)
ですから、現役で働く以上、年齢関係なくしっかりしてもらいたい!

そして、新しい担い手においても、凝り固まった組織の圧力には負けないくらいの意気込みが欲しいところです。
そのことで尻つぼんでしまっては、気落ちしてしまっては、相手方の意図にはまってしまう、思う壺にはまってしまうことになります。
いつもそんな状況になるのでは、悔しいではないでしょうか。



これからは、今までと同じ考え、やり方であれば衰退する一方なので、限られた制約のある中でも新しいコトを見出しながらやっていくことが必要です。
あまりにも、潰しにかかることが身に降りかかるようでしたら、ある意味社会的にもよろしくないことでもあるので、そういう時は少し身を引いて、遠ざかって見ること、冷静になることも必要だったりします。

厳しい状況を勝ち抜いていくには、強い精神力、気質も必要です。そして時には運も。
運を得るには、(頼りにしすぎもどうかと思いますが) まずは行動しなければその運も得ることはできません。遠ざかってしまう一方です。


意地悪いよな と感じることは、この世の中に多々あることで、純粋な人にとってはとても酷であります。
いつか、超えてみせる、実現させてやろうじゃないか という気持ちを持ちながらも、繊細にも対応できる力があれば、厳しい時代にも勝ち抜いていけるのではないかと思います。
(努力をする人には、時間は掛ったとしても、いつしかだれにも負けない力が備わってくるはずですもの。)

暗いことだけ考えていては、気が滅入ってしまいますからね。


残念ながら足を引っ張るようなことを言う人も沢山いますが、負けないためにはそれに勝つくらいの意気込みで跳ね返す力が必要です。


そして、精神衛生上のことも踏まえて、新しいことをやろうとしている、前向きな人たちと仕事はやっていきたいものですね。
(そうでないと、何も進展しませんものね。)