設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年3月13日火曜日

会話の中に解決のヒントあり

仕事をしている場面、打ち合わせの場面、家庭、友人の方々との会話。

いろんな場面においての会話の中には、様々なヒントがあります。

仕事中の無駄話の行き過ぎは、周囲への影響などを考えるとあまりよくないとみられがちでもあるので、節度ある行動も求められますが、普段の打ち合わせなどの何気ない会話より、相手方の考えていることや、仕事の進められかた、組み立て方、社会的に問題になっていることなどが見え隠れしております。(ある意味問題解決のヒントがある)

(人によって感じ方も違うとは思いますが...)



最近は、よく効率だとか、時短だとか言われますが、使い方を誤ってしまうと情報を得る機会、考えなければいけないものにまで、手がまわってしまい、結果、なにも考えられなくなってしまう、情報のジリ貧という悪循環に陥ってしまいます。

様々な打ち合わせの際は、技術論だけの打ち合わせではその本質が見えにくいこともあるので、その技術がどのように使われる、応用ができるのか、それがどのような過程の中で組み立てられるのかまでを、会話の中から見出そうとしております。
空間を扱う設計であれば、「この空間、こうだったらいいよね」という夢のような話をすることも思考や視野を広げる上では大切なことでもあります。
全体を見据えながらも局地的なことまでをみること(大、小 両面でみること)は、いろんな物事を先へつなげるために必要なことだと自分は考えます。

そのような話が、お互いにできるようになるには、まずは、相手との会話の距離を縮めること。信頼を得ることが必要ですね。

いつまでたっても、堅苦しい、バリアーを張っていては、話も進展するようで実は進展していなかったりします。
次の話へ展開させるために、その場に必要な情報だけくれればいいという問題でもない。
人を育てる各々の教育論的なもの、要素があるのかもしれません。

もちろん、時には堅苦しいことも必要な場合もありますが、話の使い方を創意工夫することは仕事を円滑に動かすために必要なことでもあり。
そして協力してくれる方々への敬意の気持ちを表すことは、人としてもとても大切なことであります。


「人の心を感じること」 考える人間を育てていくには、一方通行だけでなく投げかけ、投げ返しも必要。
効率主義で必要なものまで、削いでしまうのは実は社会的にも不利益なのではと思ってしまいます。


仕事の本質は、企業利益、効率、時短だけで解決するものでもありませんから、いろんな視点で考えていくことがとても大切なことであります。

幅広いフィールドを扱う仕事ではなおさらですよね。