いろんなモノ・コトをみるとき。
それは、自分の頭を使い、自分の行動や自分の疑問に対して 「こう思う、こうしなくてはならない」 というように思うことかと思います。
クライアントさまを相手にする仕事においては、自分の視点の他にも大切にしなければならないものがあります。
相手の気持ちや考えていることを理解しようとすること。
そして、公共空間の設計においては、直接的なクライアントさまの先に多くのクライアント(一般市民などの方々)がおります。
そのような方々全ての要望を満足するデザインはなかなか難しいですが、ベストは難しくともベターへ持っていこうとする姿勢はとても大切なことだと思います。
高齢者の視点 と 子供の視点
女性の視点 と 男性の視線
組織の視点 と 個人の視線
健康な人の視点 と 障害を背負ってしまった人の視点
どちらかがえらいから優先させなくてはいけないということではなく、最近はユニバーサルデザインの思想に基づき、いろんな方々へ良好なサービスを提供できるような空間をつくることを目標とされています。
プランの作成や方向性、優先順位をつけるにあたり、
自分が、自分の近いところのみが優れていると思ってしまっては、その先の(いろんな意味での)成長も見込めませんでしょうから、いつになっても貪欲に、学ぼう、考えよう、知ろうという姿勢も大切!
考える上で自分の視点も大切ですが、相手方の視点を見ようとすることで、考える幅が増えることだと思います。
自分も反省するところあり!! ですね。