設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年2月27日日曜日

公園設計においてのゾーニング (主に街区公園では)

都市公園の中には、街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園、運動公園、広域公園、国営公園、緑地など様々な種類(種別)のものがあります。

我々の生活圏の中で、もっとも身近であるものが街区公園であります。昔は児童公園と呼ばれ、ブランコ、鉄棒、すべり台、砂場といった遊びの遊具が置いてあった、ごくシンプルな公園のことを言います。

公園種別によって、盛り込むことが出来るものとそうでないものがあります。
街区公園においては、公園の使用目的が児童の遊び場というものから、地域の憩いの場へ変化しており、高齢化社会により、お年寄りも増加、その中で、児童の割合は昔と比べて減少しているということより、単純に遊具を置いただけの公園というわけにはいかなくなってきています。また、だれにでもやさしくという思想のもと、ユニバーサルデザインという観点からも、様々な要求に応えることができる公園へ変化をしてきています。

街区公園は、近所に住む方々が憩いの場として利用することが出来る公園でもあり、整備される面積も総合公園と比べると狭いのはいうまでもありません。
なんでもかんでも詰め込んでしまうというのも空間の利用勝手としては、過密すぎてかえって使いづらいというものもあります。

昔の理論では、街区公園(児童公園)は、1ルームしかありませんでした。


わかりやすく言うと、学生のときにアパート一人住まいをしている中で、一つの部屋の中に家具をレイアウトするといった感じでしょうか。
一つの空間の中に、どのようにすっきりした、必要な要素を入れることができるかを考えながら設計は進められています。自治体によっては、割り切った考えを持っており、入れる要素をあらかじめ決めているというところもあります。



近隣公園以上では、いろんな要素が各部屋に分かれてあります。広い芝生広場もあれば、お花を観賞することが出来るエリアも。

広域公園や国営公園では、広いがゆえに、移動するにも園内移動施設(回遊バスなど)を利用して移動することもありますね。

公園にもいろいろなものごとがあります。少し違った視点でみてみれば雑学的にも少しは面白いかもしれませんよ。

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