設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年2月8日火曜日

栃木県中央公園 を見て

宇都宮市のほぼ中央に、栃木県中央公園はあります。


ここは、和洋どちらの景色を楽しむことができる公園でありまして、休日は散歩や休息の場としてもにぎわっております。


入口を入ってすぐに西洋式の庭園があり、左右対称のシンメトリーがなんともいえないすっきりさを出しております。宇都宮の地場材「大谷石」もところどころに使用されており、栃木県らしさを感じることができる公園の一つであろうと思います。


奥には、大きな池もあり、また和風の庭園や芝生広場もあります。
都市の中の安らぎの空間であり、栃木県内では質感の良い憩いの公園です。博物館も併設されています。文化の色濃い公園といった感じです。


この公園が出来た当時の財政状況と今とでは違いはありますが、当時としては画期的な公園であり、当事の設計・施工にかかわった方々の甚大な努力の賜物であります。
財政状況が厳しい世の中ではありますが、県民、市民へ憩いの場を提供することは、心の豊かさ、やすらぎを与えることにつながります。

最近は気合の入った、専門的な公園の設計や施工が少なくなっています。そうなってしまういろいろな要因も考えられるものはありますが...。

確かにインフラは整備され必要なものは造られてしまったのも事実でしょう。
しかし、その中でも新しい公園も造られています。せっかく造るのなら、ものを無造作に置くだけの公園でなく、使い勝手やデザイン的にもトータルで優れた公園を造った方が、その公園の付加価値は上がるのではないでしょうか。

無駄は省きつつも、必要なものを造っていくことは必要なことです。
ただ造るだけでなく、効果的なものをポイントで創りあげていく。

モノは充実してきたのですから、これからの時代は質で勝負 ということなのでは...。

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