設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年3月29日木曜日

後の世代のことを見据えて...欲しい。

先人たちが築いてきたこと、自分の世代がすべきこと。

激動の世の中の真っ只中である、日本においてやっていかなくてはいけないこととは何であるか?



→ 少子高齢化社会、高齢者社会へ対応させるための仕組みづくり

→ 子供の世代、孫の世代が生活を成り立たせるようにしていくための仕組みづくり

→ 高齢になったときに生きがいを感じられる仕組みづくり


他にもやるべきことは沢山あるでしょう。
考えれば、考えるほどたくさんのやらなければいけないことが頭の中をよぎります。



様々な身近な会話の中で

「過去のこの部分は良かったね」 という言葉をよく耳にします。

この言葉を聞いて、「いい面」 と 「悪い面」 の双方が実は見え隠れしております。

「いい面」・・・ 過去の良いところを改めて発掘、光をあてようとするところ。(問題を提起)
「悪い面」・・・ 過去のいいところを回想するだけで、現代にどのようにつなげていくかまの議論、そして実践へつないでいかないこと。(問題解決するべきことを逃避)

過去のいいところを良かったね といっているだけで、自分たちの世代だけが優位だという認識に執着していることがあることです。

それでは、残念ながら何も発展しません。時代は常に現在進行中!
議論だけで終わることなく、実践へ移していくことも大切!

そして、今の若者の気の毒なことは、思ったことを素直に言うことが出来ない世の中になってしまっている。そのことで、変なストレスを抱え込み、能力を発揮できずにいることも見受けられる。
若者自ら考えて、活躍できる場を与えていかないと、将来ジリ貧な地域、国になってしまいそうです。

お互いの世代が、協力して、壁をつくらずに、時代を見据えて考えていくことがとても大切であります。
前向きに、行きたいものですものね。

ですから、問題があるなと感じたものについては、常に改良を加えていく必要があります
問題をそのまま放っておいたら、知らないうちにどんどん深刻化されてしまう。
小さな組織だけならまだ、影響範囲は少ないかもしれませんが、ある意味自分たちが住む地域や国までの問題にまで拡大されてしまう気がします。
(本当は、たとえ小さな組織でも問題を放置していくことはアウトなのだけど...)

狭い範囲で自分たちの利権だけ守るというような世の中ではもうありませんね。
注目される、一目置かれるようなるのであれば、相当な努力、積み重ねが必要!
保守にまわった時点で、すでにアウトかもしれない。
自分たちの世代のことも もちろん大切ですが、先を見越して、後の世代が生きていけるための仕組みづくりと、あらゆる年代が生きていけるための仕組みづくりが必要と感じます。

そして、それらを感じていることだけでなく、(目で見えること、見えないことにかかわらず)形にして実践していかなくてはいけませんね。