設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年3月17日土曜日

仕事に対する姿勢

お金、利益という言葉。

なんだか、最近 そういう言葉だけで仕事の議論をしていることが とても残念な気持ちに思えることがあります。


仕事の姿勢として、同じ対価を得ることでも、

「これしか、もらえないからここまでしかやらない」

「この目標、作業を達成したので、褒美として対価をはじめてもらう」

というのでは、全然意味合いが異なります。(考え方の違いの問題)




日々仕事を行うコトとして、「技術的に満足いくもの、相手の求める要件を(業務における適正な価格で)満たすものを提供できてはじめて対価をいただくこと」 は世間一般的に あたりまえの常識のようで、そうでなかったりする一面(考えが麻痺してしまっている一面)が一部のところで見られます。

どんな業界においても、相手方にサービスやモノ、コトを提供できて、はじめて対価を得ることが出来るということ。
いい時代を過ごしてきた方々は、今の苦しい時代を生き抜いている世代と比べると、良い悪いは別問題としても 今を生き抜いていくためにどうするべきか の考え方に温度差があるように思えます。

「この仕事は、このような目的で これを達成するために コトを進めている」という思考がどこか抜けてしまっている。単純に作業だけすれば解決するものでもない。
問題となっている状況として、受注者、発注者 そして経営者、労働者の双方のやりかた、指示の仕方の問題なのかもしれない。

そして、はじめからここまでしかやらない というのでは 実は思考力も創造力も技術力も伸びない。
考えた結果、関係者双方の理解の下において、ここまでしかやらないようにしよう であればまだいいのですが...。

多くのコトをこなし、技術力も伸びることができれば、知識も蓄積されますし、こなすスピードも向上すると思うのですが、それがなかなか理解されずに状況に縛られて残念に思うときがあります。

はじめから出来る人なんていません。
努力を積み重ねて、だんだんと内容の濃いものが出来あがってきます。
技術的に今できないことでも、最初からやらない のと 時間がかかるけどこなす努力をする のでは、後々の差がおおきく開いてくることでしょう。
ですから、仕事に対する姿勢を大切にしなくてはいけないと思うときがある。


受け身になっていませんか、あきらめていませんか 後ろ向きに考えすぎていませんか?

厳しい時代だからこそ、前向きに考えましょうよ。
そうでないと、ばかばかしくなって多くの人がやっていけなくなるでしょうから。 (^ ^)