設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年5月6日日曜日

小田原中継所を見て (地域を活性するヒント)

小田原といえば 「小田原城」 があり、北条氏の城下町として、東海道の宿場町として名の知れた都市であります。

そのほかに、有名なモノは。
干物やかまぼこも有名ですね。(→ お土産で購入すること、頂くことが多い一品です)
その土地で、地場のものを食することは場の雰囲気とも重なってさらに美味しく感じます。

屋外テラスで東海道を見ながら小田原名物かまぼこはいかが! 雰囲気いいと美味しさが増します!^^



小田原の地は、海あり、山あり、歴史ありで都市としてのポテンシャルが高い場所であるように思います。
そして小田原へは、妻の実家のある場所ですので(二宮町との境付近ですが...)、毎度のことながら年に数回行き来しており、自分にとってもなじみの深い土地になりました。

自分が初めて、小田原・箱根へ足を運んだのは小学校6年の修学旅行のとき。
そんな自分が小田原の地へ頻繁に足を運ぶようになったのも不思議な御縁ですね。
(修学旅行でいえば、中学校2年のときの日光についても、公私においてかかわることができて不思議な御縁であります。)

東京から見れば、北の日光・鬼怒川は、西の箱根・小田原のような感じです。


また、小田原といえば 「箱根駅伝」 もありますね。
箱根登山鉄道沿いの風祭駅のすぐそばに、箱根駅伝(復路)小田原中継所があります。

正月のテレビでも馴染みの小田原中継所(鈴廣さん前)
箱根駅伝のひとつの聖地でもあり

ここの場所をみると、ある意味うまい拠点のつくりかたをしているなぁと感心します。
一つの拠点が観光地化することによって多くの人で賑わう空間となる。
鉄道からもアクセス出来、東海道(国道1号)の大動脈とも重複する。

小田急ロマンスカーの通過を見ながらカフェ空間でくつろぎが出来、お洒落!

交通のインフラ と 民間の活力 と ロケーションを最大に活かすやり方で、魅力ある空間へと成長をさせているこの場所はとても魅力的ですね。

東海道筋でもあり、歴史も感じたり

ロケーションの良い所で、いろんな風景を見ながら、想いながら食べる。人にとって美味しい食べ物があることでより印象のある場所へとなる。


駅からも直結!

小田原も相模湾の魚が陸あげされる、魚(食)文化も色濃い、歴史のある場所です。
 
観光客が集まることは、その地域に暮らす者にとっても職をつくりだし、地域に貢献することへもつながる。

箱根駅伝のランナーはここで襷を次のランナーへ (こんな感じで見えるのだろうなと)




「民間の活力のいいところは、地域に貢献しながら、地域の企業としても成り立ち、持続できることが地域活性へとも繋がっていく。」 

何だかそんなことを感じました。
(見習ってほしいと思う組織や行政、企業が沢山あるのではとも思ったり...。今からでもいいから...。)

地域を盛り上げていこうとする心意気が感じる商売方法、いや地域づくり方法、地域ブランドづくり参考になる気がします。
(商売、雇用が成り立って、かつ地域を盛り上げていく方法としても参考になりそう!)

神奈川県内を見ていくと凄いなと思うこと、感心することが多いです。
さすが、神奈川県っていう感じです。^^