設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年5月20日日曜日

小江戸 栃木のまちなみ

関東の三大小江戸といえば、「佐原、川越、栃木」
先日は、地元香取市の佐原のまちなみについて触れましたが、今回は栃木県の南部に位置する栃木市について触れることとします。


栃木市は、蔵のまちとしても有名で、風情あるまちなみが残っております。
今回は丁度、シネマイベント(5/19~20)とも重なったこともあり、賑わいをみせておりました。




まちなかの観光拠点施設

とちぎ蔵の街観光館

 表通りのレトロな建物群

栃木焼きそばの旗もあり、いつか食べてみたい!


裏路地空間





暖簾のデザインがまたいい感じもし。
往時の様子を思わせる、蔵のある街並み、空間が今に生き、観光資源として活かされている。

小山高専のサテライト拠点にある蔵スタジオ




駅前のメイン通りは広いですが、建物内の程よい路地空間(通り抜け空間)と、裏路地空間は車1.5~2台分の幅に抑えられているので、歩くスケールとしては大きすぎず飽きをこさせないような感じです。



現代においては自動車社会でもあるので、(いいか悪いかは別として)、これらの問題を解決しながら(共存しながら)、往時の姿の骨格は壊さず、現代に引き継いでいく。

自動車と、歩行者との住み分けも考えながら、まちなみ形成を考えていかなくてはいけないとも感じている次第です。


栃木市役所別館:今も現役で活用されています!

【巴波川(うずまがわ)沿いの風景】
栃木にも佐原と同じくまちなかに川が流れており、舟くだり観光案内をしている様子が見ることが出来ました。



川の風景は、まちなかに心地よいリズムと潤いを与えてくれます。
一種のサウンドスケープ(音による風景、情景の演出)のような感じです。


川沿いのおせんべいやさんにて、鯉のえさも売っておりました。
川の鯉にえさを投げ入れるとたちまち鯉が集まってくる状況...。
えさを与える光景はこどもも楽しめますね。

そして、このようなまちの空間にてお店の方とのやりとりもあるのが、スーパーやショッピングセンターのレジと違っていいですね。

まちの賑わいとは、人々の会話(やりとり、交流)も もちろんありますよね。