設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年11月23日金曜日

(地域おこし)新しい試みを育てていくウツワ と 自分のツトメ

近年は特に、様々な地域でいろんな年代の方々が新しい地域おこし、活動をしていく姿が盛んになりつつあります。

地域・郷土を愛する気持ち、自分たちで地域を守っていこう という気持ち。

いいことであるなぁ~ と思います。



自分は、某コンサルとしての役目(非力ですが...)もありますが、いち まちづくりを盛り上げていくためのサポーターとしての役割のほうにも力をいれていきたいと思います。
どちらかというと、後者の方が仕事、生業としてやっていきたいこと。(後者については、今のところほぼプライスレス プライベートですし... それと、画一的な仕事は正直、あまりしたくない... 地域づくりをしていく上ではあまり意味が無いと思うので...)
そして、可能であるのなら「コンサル」と「サポーター」 の両面的役割ができる組織をつくっていきたいと思っているこのごろです。そうしなくてはならない気持ちが強いです。
地域づくりについて、微力ながらにも可能なことは協力していきたいというのが今の(気持ちの)スタンス。


(仕事においては)
都市や地域を計画していくことは、机上の知識も必要な時も勿論ありますが、それだけではその地域の実情にあったものは出来ない と思います。
それは、自分の肌で(その状況を)感じることをしないと、考えや構想が煮詰まらないからです。



地域を計画すること や 構想を組み立てていく上での、姿、形のコピー&ペーストでは、テーマパーク的なものになってしまいそうで、そこに根付いてきた風習や文化、生活様式などが考慮されていないということに陥りがち。

地域を計画していく上では、そこの地域のことを理解していかなければいけませんね。
地域文化のことだけでなく、人のことも含めて。
自分の肌で感じて...。

人の気持ちを活かしながら、地域をデザインしていくことが、その土地のデザインということなのだと思います。


(地域をつくっていくことについては)
そして今や、地域をデザインしていくということは、お上が決めるだけのものではないですし...。

管轄する行政 や そこに住む住民 とが、お互いに出来ることを協力・連携しながらやっていくことです。

お互い、そっぽを向いていたら(違うベクトルで引っ張りあっているのなら)、いつまでたっても進展しないこともうかがえます。


新しい発想力と、それを支え育てていく体制。

大きな目標へ向かって、それぞれ出来ることを実践していく体制。

(協力や連携の体制)


これから求められていることは、押さえつけること よりも、試みを育てていき次へつなげていくこと。

そんなことなのではないかと思います。

そうでないと、やる気を失せて成長する気も無くしてしまいますものね。


厳しさというものは、押さえつけて耐えるということよりは、
次へつなげていく為に考え実践していくことの方が、労力を使い より厳しいもの。
(いろいろ実践しようとするのを押さえつけるのは、創造力を削いでいき、ジリ貧への悪循環に陥ってしまう。そんなことをしたら当事者含め、みんな不幸せになってしまったり。つぶしあいしていては共倒れ。残念ですね。)


停滞している日本や地域について。


考え方の改革が必要ですね。


(世の中のこと、仕事や地域との交流を通じて、そんなことを感じました。)




一生懸命にやろうとしている気持ちは育てていこうではありませんか!

それが、きっと将来に活きてくるはずです。最初から成功なんて無いのだから、つまずいたって、失敗したからって、次に改良して活かしていけばいいと思います。

自分は、自分の出来る範囲を駆使しながら(勉強しながら)、頑張る人へは、立場など関係なく(壁をつくらず)純粋に応援していきたいですし。^^

それが、計画をたてるだけでない、地域を盛りあげていく仕事のひとつ ではないでしょうか。


計画と実情のすり合わせというものですね。それがその土地独自のオリジナリティー。

従来の計画を立てるだけのコンサルなんて行政も住民も求めていませんし。
そんなことを、大学や研究室で教わった記憶もないですし。

論理だけでなく、実践からも学ばなくてはいけませんね。

そして、相反すると思われるものもつないでいく。(芸術と工学の融合であったり)

できるだけ、地域に足を運び、(プライベートでは特に、立場とかうんぬんではなく)出来ることはサポートしていくのが 自分のツトメ であると思います。 (本音は仕事でも立場とかうんぬんは考えたくなく、フラットにいきたい気持ちのほうが強いです。怒られますが....。)

その方が、地に根付いた計画について、スムーズに立てやすいというものです。


地域をまわることについても、
(自動車だけで、その地をまわるのももってのほか。よく効率、効率とかいうけれど、それは一番大切なものを忘れてしまいますね。自動車のスピードでは、見落とすこと、ものがたくさんあるのです。 自転車や徒歩のスピードでみていくこともとても大切なこと!) 

そしてできれば、地域の活動にも参加すること! → 実はこれも結構大切!
(公ではなかなかできないことも多いですが、プライベートでは参加できますし、そうしなければならないと思います) 

本質を理解する為にも。 表面上のつきあいだけでは地域の実情はわからない。
その地に住んだとして、自分だったらどう対処するかまで真剣に考えなくてはいけない。

仕事の意識として...。成果品は形式的なものだけをこなすに留まったとしても、そういうことをしているかどうかで、中身や考え方の質がおおきく異なってくるのです。
(なかなか理解されないかもしれないのですが...。)


将来に続いていく上(持続可能なようにしていく上)では、行政も住民も勉強。もちろん計画に仕事として携わる身の方も。
いろんな意味でじっくりと育てていく体制も欲しいなと。考えながら出来ることを常に実践しているところは強いはずです。



自分はまだまだ、試行錯誤的です...。 がよろしくお願いいたします。
そういうのを目指していますし、それが大学時代から課せられた使命でもあると思っていますので。^^

(従来のコンサル・設計会社というより、大学で教わったような地域に根付いたサポートができるまちづくり組織、コンサルタントもできるサポート組織をつくり、そのような中で働かなければいけないなと考え、早○○年.... はやく実現させたいなと....)