設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2013年2月11日月曜日

PCとにらめっこになると陥りがちなこと

仕事も佳境に入ってきており、休日も缶詰な状況が続いている方も多くいることかと思います。

設計の仕事や、計画の仕事、形を考える仕事などにおいて、今やPC(パソコン)を用いて仕事をすることは当たり前のようになってきました。

そんな状況で仕事をする上で、処理能力は飛躍したように見えますが、PC上で表示される内容は局所的なものになってしまうこともあります。
局所的にはつじつまが合っていても全体を見渡したときに、「おさまりがよくない」、「文脈が繋がらない」、「この要素が足りない」など蓋を開けたとき(印刷等で出力、提出や配布した後)にはじめてわかることが多々あります。


 業務においては、一度に多種の業務をこなさなくてはいけないという理由からも、頭の切り替え、切り替えで混乱をきたしてしまうことが日常に多く見られます。

出来ることなら、一つの物件に集中して、順序良くこなしていきたいものですが、日中は打合せや電話応対等でかきまわされてしまい、その場の対応だけでコトは進んでいないことが多いなと感じます。


人それぞれ、得意な分野、考え方の思考は異なります。

自分としては、局所的なことも追求するときはありますが、局所的に追求するにしても全体のバランスや文脈、流れを踏まえた上で行っていくことが大切であると思います。


 流れというものは、ある意味骨格みたいなもの。

 骨格に必要なものを肉付けしていくというものが局所的なもの。


どちらも大切なモノゴトです。
どちらかが偉い、どちらかが悪い と上下関係思考で(内部)けん制していては駄目です。
(例えば:計画が駄目、設計が駄目などと)どちらかのせいにすることもご法度です。

ここで、大切なこととしては、それぞれの分野だけで完結するだけでなく、関連する分野についてどのように繋がっていくのかまでを考えていくこと、繋げていくことです。

互いの分野のけん制にエネルギーを注ぐよりも、これらの連携、つながりにエネルギーを注ぐ方が大切ですよね。
一つの業務だけの問題ではなく、組織や家庭、地域のことについても応用できることなのではないでしょうか。


 全体をみながら、局所的なものをみていく。

 局所的なものは全体的にどのように繋がっていくのかをみていく。


PC上でチェック(確認)が出来ないのであれば、一度出力してみてアナログ的にチェックすることや、手で書き込んでみると全体像が見えてくることもあります。

しかしながら今の時代、なかなか時間が足りずにこなさなくてはいけないこともこなせない状況がありますね。



なかなか、うまくはいかないと思いますが、頑張りましょう!
(自分も仕事が追いついていない状況で、頭の整理をする時間が欲しいと思っていますが...)