設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年8月27日月曜日

喜多方のまちを巡る

先日、大学の同級生の結婚式があり、福島方面へ。

そんなこともあって、日曜日は会津方面にちょこっと足を運んでまいりました。

会津地方へは、中学校のときの修学旅行、社会人になってからの東北から関東方面の車移動にて米沢(山形)から磐越道方面(会津方面)へ抜けるときに行き来する程度で、じっくり歩いたことは殆どありませんでした。

昭和レトロな博物館
趣感じるしょうゆのお店

実際に、喜多方のまちなかを歩くといろんな発見があり、そして沢山の地域資源があり。
こんなに魅力的なところだったのなんて驚きを隠せませんでした。





ところどころに、お店のつくり、路地空間においておもてなしの仕組みがみられ、いいなぁと感じるところが沢山ありました。
本当は、もっと時間をかけて全てを巡りたかったのですが、多分1/4程度しか見ることが出来なかったかなと思います。
たった1/4でも、これだけ魅力的だと感じるものがあったのですから、その土地のポテンシャル(潜在能力)は非常に高いのであると感じております。

車も勿論通ることが出来るが、通過交通が少ないので人のための歩行空間に近い


歩いて楽しいまちは、人がおもてなしをされていると感じること。
その場所に居て、非日常的な空間に浸ることが出来ること。
ソフト面だけでも、ハード面だけでも、どちらかに偏るのではなく、両面が連携していることが大切であると感じました。


まちなかの案内(サイン計画)ひとつにしても、なるほどと思うところもあり。
紙面の地図と、まちなかに設置されている地図とがリンクすること、その土地を知らない観光客にとってわかりやすいことですね。

まちなかめぐり案内サイン
まちなかめぐり案内サイン




ちょっとした目を惹くもの、歴史的なものがアクセントに
旗があることで、営業しています!というサインにもなる



車道と歩道のレベル(高低差)が解消され、一体感ある道空間へ


角地のおもてなしの演出


横道、路地空間も魅力的であり


歴史的なマップ、食べ歩きマップ、その他のマップ。用途別に用意されているのも良かったです。

まちなかめぐりマップ
石畳の道、車中心というより歩行者中心のためのみち


水、水路があることで、涼しさだけでなく、音がまちなかに奏でられています

夏のまちあるきには、やっぱりかき氷がいいですね。
建物の雰囲気良いお菓子やさんでかき氷を頂きました。

お店の半屋外空間でも休憩可能なもてなし空間
そこには、建物の雰囲気の他に、風を肌で、耳で感じる情景もあり、とても演出の工夫がされていると感じることができました。

夏場のカキ氷は良いです!

車が通る道にしても、車が優先と感じさせないような仕組み(偶然にも?)が感じられたような気もしました。

電柱の地中化はお金かかりますが、地中化しなくてもうまく風景として活かせる方法、手段は無いものか?


ラインで車道、歩道と別れていますが、見方によっては一体となった道のようにも見えます


こちらは完全に、歩行者メインの道ですね


雰囲気を楽しむまちづくりが進んでいますね☆

五感で感じるまちといった感じがところどころに見られました。


歴史があるところはやっぱり違いますね!