設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年9月3日月曜日

都市内の緑 仙台に学ぶ

仙台のまちなかを散策していて思ったこと。

ビル群に囲まれているにもかかわらず、ケヤキ並木の下では涼しく感じ、並木が無い所では同じような環境でも暑いなと感じること。

ケヤキ並木で有名な通りとして、青葉通り、定禅寺通りとあります。

定禅寺通りについては、道路の中央が歩行者のための道になっており、緑囲まれたおしゃれな歩行空間にもなっております。
また、イベント開催時においては、音楽祭などが行うことが出来るステージ的空間もあり、車中心の道路空間とは一味違った杜の都仙台にふさわしい、都市空間となっております。

【以下写真は定禅寺通りを中心に紹介】

定禅寺通り 両側が車道、中央が歩行者道件イベント開催可能な広場




ケヤキに囲まれ涼しさを感じます

定禅寺通り中央の歩行車道


仙台のまちをめぐるバスのバス停(メディアテーク前)



ところどころにオブジェがあります



定禅寺通りの交差点の様子



定禅寺通りと西公園とがつながる箇所、水のオブジェ



西公園付近の歩道も心地いいです


青葉通りを歩いていると、ちょうど地下鉄東西線の工事にてケヤキが一部なくなっていた場所がありましたが、その場所は日差しが強く暑く感じました。
それだけ、緑の効果があるということです。

緑について、管理が大変という理由により、緑が無い道路空間も多くあるのですが、人々が集まる都市的空間だからこど、緑が必要だと感じます。

青葉通りももちろん、地下鉄駅完成後は、ケヤキがまた再生される模様です。

仙台は、「杜の都」と謳われていることからも、緑あふれる魅力的な都市であると感じます。



みちと建築と緑の共存関係。人々が豊かに暮らしていく上で必要なことかもしれませんね。