設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年3月7日月曜日

いろんなもの をみて 考える

空間デザインをする上で、必要なこと。
(建築・土木・造園などあらゆる分野で必要なこと。)

とある講演会において、「若いうちはいろいろと物事をみることがいいです。」というお話がございました。

技術者として設計をしていく中では、「こういう空間があったら、面白い、くつろげる」など、いろいろと考えることが 人それぞれあるかと思います。
学生さんの場合は、非常に感受性の高い時期、吸収力のある時期であることから、いろいろとものをみて、考えることをすることが将来への活躍の糸口になることだと思います。いろんな意味での将来への影響が大きいことかと思います。

広い視野で構想する、考えることを見失ってしまうと、ピンポイントでしか物事をみることが出来なくなりトータルバランスが失われる結果となってしまいます。
(もちろん、細かいことまで目を配ることは大切なことです。)

「大」をみて「小」を考える。「小」をみて「大」を考える。それぞれに対して気を配る。
非常に重要なことでして、屋外空間をデザインするものにとっては自然と持ち合わせていたい考え方のひとつであります。

まだまだ、地方の設計会社、コンサルでは中央に比べると標準的な設計をするのが精いっぱいというところであります。これは、中央に比べて仕事の内容が広く考えることができる物件にあまり携われないこともあります。最新の情報や事例に触れることも遅れます。仕方のないことかもしれません。
そして、この仕事に携わる技術者の中には、研究者肌の人もいれば商人肌の人もいます。いろんな人がいるものです。

その中においても一技術者として、どのような肌の人たちでも、どの地域で仕事をしていても常に考えることをしていけば、おのずと視野も、目指すべき道も開けていくことなのではと思います。空間の設計においてこれからの社会を担っていく若い人たちには、「構造的なもの、活用てきなもの、空間のおさまりのこと、様々な視点で考えていくこと」を実践、見て欲しいと感じます。

いきなり大きなものに取り掛かろうとすると、なかなか出来ないものです。すこしづつで良いので、身近なものをみて考える、自分だったらこうするといったものを探してみてはどうでしょうか。

単純に仕事をこなすことが出来るだけが、技術者ではないのですら。
(仕事もきちんとこなせて、物事も考えられるのがその道のプロフェッショナルと呼ばれる人たちです。)

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