3・11の震災前の状況までは戻っていませんが、徐々に活気づきを見せております。
東北新幹線も全線復旧し、多くの人が行き来できるようになりました。
青葉通りのケヤキ並木 |
宇都宮では、中央分離帯と歩道に申し訳ないくらいのボリュームで街路樹があるくらいで、秋には強剪定され樹木が無残な姿になってしまっています。街路樹をモノとしかとらえていない悲しい現実。
東京でも街路樹が大切にされて景観を形成している箇所がございますが、ここ仙台は、ケヤキの樹形もキレイであり、通りの魅力をいかんなく発揮しております。
格の違いがあります。
公園という存在については、市民の憩いの場のひとつでありますが、都心の中の公園空間は人々の安らぎの場として、大きな意味、役割を果たしています。
仙台市宮城野区 榴岡公園 さくらが満開です。 |
昔ながらの遊具が大切にされています。 |
周辺のビル群の中にある貴重な空間です。 |
大きな公園には、きちんと案内サインがあります。 |
ここ仙台は、駅周辺にも大きなビル群が集積されていますが、その中にも自然をうまく取り入れて「杜の都」を実現させております。空間の質がやはり違います。
そして都市形成、まちづくり、地域づくりのポテンシャルが高いのが感じられます。
東北人の気質も関係するでしょうか。
北関東の地方都市も、機能性だけでなく、人々が生活し、安らぎのある環境を形成していくことが
必要であると思います。いいところは、学んで実践する。見習ってほしいところです。