設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年5月20日金曜日

仕事はやったことのある人でないとその苦労がわからない。

日々、いろんな仕事にかき回される状況。
いろんな、業界や世の中で見られている現象ですね。

設計の業界の中では、仕事の頭の部分だけコントロールしている技術者(元請業者)がいますが、その技術者が下積みを経験している方かそうでない方かによって業務の性質が格段と変わってきます。

業務の内容、本質、下の苦労がわかる技術者は、困難にあたったとき、一緒になって解決策を模索したり、考えるきっかけを与えることをします。

逆に頭だけでコントロールしている技術者は、業務の本質や目的が余り理解できなく、ひっかきまわして、後は知らない っといった感じの残念な技術者となってしまいます。
(地方の設計業界では、下請けの経験豊富な技術者が、元請の未熟な技術者に強制的にひっかきまわされてしまう現象がところどころで見受けられます。)

現場や設計の下積みをし、苦労した人ほど業務の本質を見抜く力が備わり、応用も利くようになります。世の中、年齢や資格で人を判断することがありますが、必ずしもそれだけで人を判断すると大変な目にあうこともしばしば。人をあごで使うような技術者は必ずしっぺがえしを喰らい、最終的に不利な状況に陥ります。

苦労を経験した人ほど、下からも好かれる技術者になることは間違いないはずです。
うわべだけの残念な技術者にならないよう、それぞれの設計分野で働く方は心得をもつこと。
非常に重要なことです。