設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年11月19日土曜日

夜のまちの演出 ~東京駅界隈~

東京での講習会の帰り。

そのまま帰ることもいいのですが、空間をデザインする技術者としては参考となる素材がたくさんあるのに観察しないで帰ってしまうのはもったいないことであります。

時期的に、12月に近いということもありイルミネーションがいたるところで見られていました。

夜の歩ける街、夜の空間形成の参考にでも!


【以下、写真にて紹介いたします。】


(新丸の内ビル方面)

丸の内界隈のサイン(案内サインと誘導サインが一体化)わかりやすい。そしてデザイン的にもカッコイイ!
ベンチも地面の模様と関連づいたデザイン
イルミネーションでなお明るい。
 (東京駅丸の内口~皇居方面)

東京駅~皇居方面へ抜ける空間(いわゆる風の道)

ビルの狭間のオアシス空間でもありますね。

ベンチ下に明かりが照らされています。〔間接照明)

(丸の内仲通り)

街路樹がイルミネーションで飾られています。
LEDかな? 全国的にイルミネーションはLEDの普及により電力使用量はきっと減ったことでしょう。
サインに絵があるのも変化があっていいです。
街路照明も間接照明をうまくとりいれてたデザインとなっています。




(日比谷公園)
公園内のカフェの明かりが庭園空間に華を添えています。

連続した暗くない空間は、夜でも安心して本を読んだり、待ち合わせ場所につかえたりします。

日比谷公園内のイルミネーション

クリスマスツリーですね。

(丸の内ビル界隈)

アプローチ空間の中央にあると注目されますね。

足元の間接照明があるだけで明るい。そしてお洒落。

ダイレクトに照明を当てないことが、人々が安心してくつろげる空間になってたりも。
背景の洋館と庭園空間がいい感じ!

植栽に対しての明かりのデザイン

昔の雰囲気も活かした照明

大正ロマンともいいましょうか。

東京駅界隈を歩いただけで、いろんな魅力的夜の空間がありますね。
さすが、全国から注目されている場所。

修復事業中の東京駅(屋根が見えてきてますね)

都会の空間ではありますが、地方の都市空間においても演出方法は参考になりそうです。

ただ、気になるのは電気を無駄に使っていないかだけですが...(苦笑)
省エネで、効率の良い明るさ感を持つことができればいいかもしれませんね。
また、昼間の太陽エネルギー等の自然エネルギーを電気に変換して使うことが出来ればよりいいかもしれません。エネルギー問題との両立はこれからの課題です。賑わいの演出や防犯面のことなど様々な要素が絡んでくるので、調整していくことが必要ですね。

(建築的にも、都市のランドスケープ的にも、いつみても空間デザインの勉強になります。)