設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2010年10月14日木曜日

見た目がきれいな公園、外構をつくるには

公園や外構を設計するにあたり、設計対象となる場所に、質のいい素材のものを入れることが出来れば、それなりに見栄えの良いものは出来るのは言うまでもありません。ただ、それだけに頼っていては金額がいくらあっても足りません。また、このご時世にとっては公衆からは厳しい目で見られることとなってしまいます。こだわるものとそうでないものをバランスよく設計へ盛り込んでいくことが鍵となります。

公園整備で言えば一昔前、100の数値で整備できたとすれば、今のご時世では70~50を下回ってしまうものまであります。では、予算の少ない中で見栄えのする空間をつくるにはどうするか? いろいろと考えられることがあることでしょう。創意工夫をしながら少ない予算内でも見栄えだけはしっかりとし、機能は損なわないように配慮します。(お金の掛けられるものを入れられなければ、最終手段は平面のかっこ良さといった感じでしょうか。)

平面的に綺麗、形的にまとまっていれば比較的○、その中に立体的な工夫、景観的な見え方など盛り込むことができればなお○、地域の特性やニーズに答えられればなお○となります。

立体的に空間を見せるため、造園の手法では(建築などでも同じようなことが言えますが)フレーム効果やハハア、アイストップ、ランドマークといった立体的に景観、景色をみせる手法があります。これらのことを念頭に置き、立体的にどのように出来るかを創造しながら平面計画をすすめていくことが鍵です。
(綺麗に見せることが出来るか、利用されるものを造れるかは設計する者のセンスが少なからず影響しそうです。平面的な設計図を立体的に空想することができれば、イメージが沸きますね。出来たときの状況、情況をイメージし楽しそうな場面を創造してみてください。

→【建築や造園を目指す学生さんへ】→ 
演習課題でそのような場面に遭遇したときは、空間を創造する力を自然と出来るよう訓練してください。学生時代は考えることが出来る時間がたくさんありますので、その時期にたくさんのこと考え、いろんなことを吸収してください。将来への糧になるはずです。応用は実際に社会人になって設計の仕事をするようになれば身につきますので。)

形をこだわる余りに、使われ方を忘れて設計してしまってはもちろん×なのですが...。

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