設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2010年10月22日金曜日

外構設計とは? どういうことか?

会社では、外構空間や公園などの設計を主にしておりますが、道路や河川などの土木設計とは違った感覚で業務をこなさなければなりません。

通常の土木構造物では、基準や規則に従って形をつくっていくのでどちらかというと創造性の世界よりかは、数学や工学の世界の方が強いことが伺えます。

外構空間、公園においてもハードなものに対しては基準や規則はもちろんあります。しかし、これだけマスターすればいいかというとそうではありません。

では、空間設計をするにはどのような感覚でいなければならないのか?
土木の知識で必要なものももちろんあります。が、空間の使われ方を創造すること(ソフト面)やおさまりを考えられる思考も同時に必要となります。

新しい、振興住宅地であれば、全く新しい発想でものを造ることも可能ですが、歴史が詰まった町場の外構では、その土地の歴史や文化を考える必要があります。奥が深くなかなか難しいのです。
土木、造園、建築の観点の他に、都市計画や歴史文化の観点も必要になります。

ですから、町場の外構空間や公園空間を考える際には、いろんなことを調べ、創造する力が必要となります。ここが、通常の土木設計と違うところです。


考える項目が多岐にわたるので、簡単なように見えても実は沢山の苦労があるのが外構、公園設計なのです。

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