設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年4月4日水曜日

「空間をつくるしごと」をしていくための心得

人々が行き交う、憩う空間をつくっていく仕事、自然風景を創出していく仕事...などなど。
それは、「ランドスケープデザイン」分野の仕事 とも言われています。

通常の規格モノの設計と違い(もちろん基準、きまりはありますが)、創造性を盛り込んだ仕事の領域であります。

残念なのが、基準、きまりはこうだからこの形しか出来ないと決め付けてしまっていること。
以前も同じようなことを述べましたが、基準の先にあるものを抑えながら、その基準をどのように活用していくかという考えにシフトしていかなければなりません。



そのような考えを持つ、持続させていくには、常に時代の進行に追従し、社会的なことや、技術的なことにアンテナを張り、技術や情報を常に更新していかなくてはなりません。

過去のやりかたは、尊重すべきところ(維持すべきところ)もあれば、改良していかなくてはいけないこともある。

時代に置いてけぼり にならないためにも、自分たちが住んでいるフィールド(舞台)のことに敏感に感じ取って、何をすべきかを考えなくてはいけない。
誰が正しい、誰が間違っているのではなく、考えて行動すること
社会人として、設計のプランナー、デザイナーとしても、結構大切なことです。

もちろん、スピーディーに的確な仕事をこなす人は大切な存在でもあります。
こなす人材にしても、いつまで(年月を)経っても(学習せず)鈍行的に単純に仕事をこなすだけの人は、残念ながらこの業界は厳しい状況に追い込まれていきます。
ある意味、足元をすくわれてしまいます。 必要なのは、危機意識を持って行動をすること。
挑戦しようと思う気持ちが大切!

失敗を恐れて何もしないのでは、成長しません。
失敗しても、反省し 次へ活かせばいいのです。
そして世の中、変わったことをすると叩く傾向がありますが、信念を貫きやりとおす力も必要です。
成功すると評価が一変したりもしますから。
失敗をして反省しない、同じことの繰り返しはダメです。

人によって、得意、不得意があります。素早く出来る人と、そうでない人もいます。
しかし、それを 克服するような努力をしていくこと をしていかなくては、この厳しい世界で生き抜いていくことはできません。
吸収が遅い、速いの問題ではありません。努力をしているかしていないかの問題です。
他人より劣っているからといって落ち込むことはありません。その反動で頑張ればいい。
技術、知識において中央がすぐれている、地方が劣っているという考えも変わりつつある。

ある意味、自分も常に厳しい状況に置かれていますので、先を見据えて何をすべきかを考えているところ。
境地に立たされたときに、その人間の持っている能力や特性が最大限発揮できる(自分の能力、至らなさがわかる)といった感じでしょうか。

自分も、過去をもっと努力しておけばよかったなと思うときが多々あります。
そう思ったら、今からでも遅くないですから、やってみる。

そう、最近は言い聞かせています。
(そう自分で言いつつも、なかなか実行できないこともありますけど...。)^^

あと、本当は努力した人がきちんと評価されるべき状況になればいいなと。
そうでないと、これから先の時代を担う、自分より若い世代にとっても失礼にあたりますから。
その逆になってしまうこともいえますけどね。