設計の仕事に関する話題があり、自分の周りの仕事環境にあてはめて考えてみました。
資格を持っていればいいか?
しかし、仕事だけできればいいかというと、はじめの印象も大きく左右されてしまいますので、資格をもっていることに越したことはありません。
(きっちり仕事を対応してくれるということを相手方に理解していただける、信用されるには、長年の積み重ね、対応が必要になってしまいます。自分の経験的には、資格があればもっと効果的だなと感じているこのごろです。)
一番問題なのが、資格を持っていることを自慢して、仕事をきっちりこなさない(こなせない)技術者のことであります。
資格を持ったのなら、その実力を実行して資格に恥じないようきっちりこなしていくことが一番大切です。仕事をこなせない、技術的なことを提案できないのであれば、その資格について自慢することは逆効果にもなってしまいます。気をつけなくてはいけないことの一つです。
(講習会の内容を解釈すると)
設計とは、
技術だけわかっていてもダメで、仕事をうまく進めていくための手法、段取り、人と人とのコミュニケーション能力を持つことが非常に重要なこと。
企業の儲けを第一優先的に考えてしまうと、結果的に信用を失い、指名にも入れてもらえなくなり結果業務をとるきっかけを失ってしまうので、企業の経営状態も悪化の一途をたどってしまいます。
品質を保ちつつも、会社の経営に大きく影響を及ぼすことなく、信頼を得られる仕事をこなしていくことが、結果的にも入札指名にもつながり、評判にもつながっていくので、技術者の利益をはじめ会社の利益にもなりえます。
(技術的なことだけでなく、営業的なことでも同じです。)
常日ごろ、自分の身近で(良くも悪くも)起きていること考ると、日々疑問に思っていることが、全く当てはまってしまう状況で、考え方は間違っていないものだなと感じた次第です。
後は、可能な限りレスポンスを良くすること。(ワンデーレスポンス)
ワンデーレスポンスも内容のある、的を得たレスポンスの方が望ましいです。
内容の薄い勢いだけの同じ繰り返しのレスポンスはかえって相手を失墜させてしまいますので注意です。
PCに翻弄(あたふた)されることなく、いい意味でPCも駆使することでスピード勝負に立ち向かえるようにし、かつ知識の引き出しを多くすることが、打ち合わせ時にも話題が途切れることなく、別の視点から話すこともできるようになるのでより説得性が増します。
自分も、まだまだ。
今の現状に満足してしまっては技術者としても成長は止まってしまいます。業務をこなす傍ら、探究心を持ち続けることが信頼される技術者になるための方法のひとつです。
普段より業務をこなしていれば、いずれ自分なりの答えがきっと出てくるはずです。人に言われてからやるのではなく、自分で考えながら進んでこなしていくことが重要ですね。