設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年12月12日月曜日

プロジェクトの成功の裏にはいろんな方の協力があるのだ。

業務をやっていて感じることの数々。

住民を交えたワークショップや、設計のプロジェクトにおいてはみなさんの時間を割いていただき作業をしてはじめて成功へ導かれるものであります。

技術者の端くれとして、いろんなプロジェクトをつくりあげるのに協力してくれる方々の存在は、非常に大きな力でもあり、財産にもなります。感謝の気持ちでいっぱいです。

どのような立場であれ、時間と知識を提供してくださることには感謝をしなくてはなりません。
お金だけでは換えられない、価値を提供してくれています。

その中で、よくみられることとして、「この作品は自分がやったんだ、この設計は自分がやったんだ」と言い切ってしまう技術者がいます。


でも、よく考えて。

作品をつくりあげるのに協力してくれた方々の存在、設計をするのに技術を提供してくれた方や見積りを作成してくれた方の存在をどこか忘れていませんか?
そして、その設計をもとに形にしてくれた施工側のありがたさを忘れていませんか?

ものごとは、いろんな方の協力をもとに成り立っているのです。
ある一部の人の力だけで全てが成り立つことではないのです。自分の力を過信することは危険です。

会社で言えば、部下の方々の綿密な資料作成や、会社を経営している方々の双方が協力しあってはじめて成り立っているのです。

人の努力と手柄を横取りしてしまうのは、技術者としてはどうなのだろう?
全て(大部分を)自分でやってきたのなら別なのですが...。

普段から気をつけていれば、言葉遣いも自然とトラブルの起きるような口調はなくなってきます。そして、しぐさも丁寧になります。謙虚な姿勢が好感を誘います。

自分が偉いと思う人ほど、言葉や態度に粗さが目立ちます。
化けの皮が剥がれたとたんに、大きな信用を失います。
そういう人の下では、仕事もうまくいきませんよね。

横柄な態度、上から目線的な言葉遣いは、仕事の上でもご法度です。
それでは、お互いの信頼関係は築けません。

いろんな人の労力を頂くことに対し、感謝の気持ちを忘れないこと、とても重要なことなのですよ。