風景という言葉。
風景とは、単純にものの形のことだけでなく、その先にあるもの(風土や文化などあらゆるものまで)
を総称しているものだと思います。
周りの建設系の技術者をみると、建築単体、土木構造物単体のみで考える傾向があり、周りの形やその土地のことは忘れがち。
空間をつくりあげる技術者であれば、技術論はもちろんのこと、文化や生活の営みのことまで広く捉えていく必要があります。
空間を創造し、設計をする技術者は特に、景観や風景の構造を読み取る、感じ取る感性も持ち合わせていたいものです。 単純にものを配置することが空間設計ではないのですから...。
風景をつくること、風景を大切にすること。
人々の心へ訴えかけるものでもあり。
大切な要素のひとつであることは間違いありませんね。