設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年1月12日木曜日

経験したことの積み重ねは重要なのだ。

経験を積み重ねていくこと。

いろんな山場(壁)にあたった時の、解決の糸口を探る選択肢がおのずと増えていきます。

ただし、仕事においてただ単に流れ作業的にこなすだけでは、学習(反省)をしないことに繋がってしまい、同じミスを繰り返すことにもつながりかねない。

ささいな作業一つにしても、この作業がどのように活かされていくのかを見ることが出来れば、全体を広く見渡すことが出来るようになり、仕事のこなせる技術者となりえます。


いろんなことに対し、考えて取り組むのと、そうでない(流されるまま)のとでは自分の身につく度合いも異なってくる。



今すぐに成果があがらなくても、コツコツと積み重ねてきていれば、きっと将来は花が咲く(成果が出る)ことに少なからずつながってきます。
今すぐに成果が出ないからといって中途半端に投げ出すと、何も身につかない傾向がありまして。
(身近を観察していると...そんなように見えてきてしまいます。)




やっぱり、苦しい事などの経験を積み重ねることでの、努力したことに対してはうそはつきません。
その逆のいいとこどりをして、その場しのぎだけで固めたものとなってしまっては、ダメ出しを喰らう。

自分で作業を経験しないと、その本質はいつまでたってもわからないのと一緒ということでありまして...。
設計の技術者として、他人を動かしただけで(他人の労力、成果を)自分の成果にしてしまうことはどうなのだろうか。


いくら有資格者だから、立場が上だからといって横柄な態度でしかなければ、その人は技術力も無い事でしょうし、残念ながら人を共感させて動かすこともできない。

いろいろ経験し、苦労し、こなしてきた人ほど、強い人間にもなれるでしょうし、先生と呼ばれる技術者のように尊敬される人間になれることでしょうね。
(自分から尊敬しろというような強制的な人は、結局は尊敬されない人間になってしまう。逆効果なのだ。)




自分は、不器用でも一生懸命に取り組み、がんばる人を応援していきたいと思います。
そういう人は、苦労も知っていることでしょうし、苦しいときの気持ちも察することもできる。
そういう人ほど、芯もあり強いはず。

いいとこどりの人は、苦労も知らないでしょうから、何か壁にあたった時に自分で乗り越えることも出来なく、結局は人の力に頼りっぱなしの、知識の引き出しを持たない(ツールが引き出せない)頼りない技術者になってしまう。


どのように生きていくかは、人それぞれではありますが...。


日々の積み重ねは、どういうことでもあれとても大切なことなのですよ。成熟させていく上でも。
それが、日々重ねるごとの 知識の研さん というものなのです。