設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年4月8日金曜日

次の世代を担う若者へ 技術継承をするために

どんな会社や業界であれ、若いフレッシュな技術者は毎年のように希望をもって入ってきます。

その中で、経験を持った技術者が退職、うまく下へ伝えることが出来ない技術者などによって、技術の伝承が行われず、結果的に会社や業界全体のマイナス成長に陥ってしまうことがあります。

職人の世界では、技術は目でみて学ぶ、いろいろ聞き出して技術を盗む、学ぶことが求められます。設計についても同じようなことが言えることかと思いますが、技術の伝承、将来の日本の技術のことを考えれば、「下のものに教えない」というのは、今の時代にはなかなか受け入れられません。業界全体として時代のスピードにも追いついていけなくなります。

下に教えると、すぐに抜かされてしまうから教えない。という技術者もいます。
それはそれでいいこともありますが、教えられないから教えないでは、今業界で働いている技術者としては日々の成長を怠っていると言われてしまっても仕方ありません。
(結果、そういう技術者は、すぐに下に抜かされてしまい、立場がなくなります。)
逆に教わってばかりの若手技術者も、考えることを怠ってしまうので結果として成長できません。


上、下かかわらず、現役で働いている技術者は、常にアンテナを張って新しい技術のこと、新しい考え方などの新しい引き出しを増やしていくことが必要です。

上に立つ技術者は下へ「教える」。伝授される側は、どうしてそうなるのかを「考える」ことをする。逆の立場もあり、下から上へ教えることも。
業界のことを考えれば、どちらも必要なことです。お互いが切磋琢磨しなければなりません。


現役の技術者として業界内で生きていくのであれば、勤めている限り、「伝授するということ、学んでいくこと」は永遠のテーマであります。

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