設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年4月27日水曜日

プランニングは平面だけでなく、立体的に考える。

道路などの土木構造物はじめ、都市や公園などの空間設計においては、平面形状においてレイアウトを決めて構造物を配置していくといったことが行われています。

平面形状において、スッキリとしたきれいなレイアウトはとても大切なことでもあります。
次のステップとして忘れてならないのが、立体的な配置計画です。

道路においては、どちらかというと線形の計画が主となりがちで、立体物については照明や歩道橋などポイント的な構造物となり、なじみが薄いことかと思います。
公園などの都市施設では、面的な計画であり連続する立体構造物の配置やデザイン要素を求められます。
分野はどんなことでもあれ、基本は同じでしょうから、単一的にだけでなく立体的に形や物事を捉えることは重要です。



方法論としては、面的な計画をある程度詰めたら、次のステップとして立体的な計画をします。
そして立体的な計画をしたら、面的な計画へまたフィードバックします。繰り返しながらだんだんと完成形の計画を詰めていきます。

例えば、都市施設としての中・大規模な公園では、広い敷地をフィールド、題材として考えることをします。平面的に空間のアクセスを考えたとしても、立体的には繋がらなかったり、摺りつかなかったりもしますので、3次元的に考えていくことが必要であります。

視野、幅を広げて考えていくことは、まとまりがつかなくなることもありますが、考えられる要素を一度洗い出して、それから必要なものを取捨選択し、役に立つものをつくるといったことについては、プランニングでは、重要な要素のひとつとなっています。


それを、自然と感覚で行えるようになるには、日ごろからの訓練と蓄積でしょうか。
経験は力なり。 ですね。


若いうちは、とにかくやってみて、いろんな壁を乗り越えてください。
それが糧となり自分の力(宝物)になりますので。