栃木県には、宇都宮に大谷石の採掘場がある関係で大谷石の蔵や塀、門扉が数多くあります。
県内では、県東部および県北部を中心に屋根瓦の落下や大谷石塀の倒壊が多くみられています。
(ハード面で考えると)
通常は、産業廃棄物として処理されてしまうこともありますが、全てを処理してしまうのは「もったいない」ことであります。また、多大な費用が嵩んでしまいます。
塀などの構造体として使えなくとも、敷材への転用は可能です。
車両が載るところにおいては十分な検討が必要ですが、歩行者路程度でしたら十分に使用できます。
そして、大谷石の表情はいろんな模様があって豊かです。
有名建築や高級住宅の壁などにも大谷石は使用されています。
これから設置される公園や外構空間にこれらの大谷石を使用(転用)することは、空間の質を高めることにもつながります。
今は、リサイクルの時代。廃棄することへエネルギーを使うより再活用することにエネルギーを使いませんか。