設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年4月21日木曜日

震災で発生した瓦礫の再利用について (大谷石について) とちぎの場合は

栃木県には、宇都宮に大谷石の採掘場がある関係で大谷石の蔵や塀、門扉が数多くあります。

県内では、県東部および県北部を中心に屋根瓦の落下や大谷石塀の倒壊が多くみられています。


(ハード面で考えると)
通常は、産業廃棄物として処理されてしまうこともありますが、全てを処理してしまうのは「もったいない」ことであります。また、多大な費用が嵩んでしまいます。

塀などの構造体として使えなくとも、敷材への転用は可能です。
車両が載るところにおいては十分な検討が必要ですが、歩行者路程度でしたら十分に使用できます。
そして、大谷石の表情はいろんな模様があって豊かです。

有名建築や高級住宅の壁などにも大谷石は使用されています。
これから設置される公園や外構空間にこれらの大谷石を使用(転用)することは、空間の質を高めることにもつながります。

今は、リサイクルの時代。廃棄することへエネルギーを使うより再活用することにエネルギーを使いませんか。