設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2011年4月28日木曜日

「ほう・れん・そう」 設計のしごとでも必要な手段

仕事をする上で、とても大切なこととして、「報告、連絡、相談」(ほう・れん・そう)という言葉があります。

同じ仕事をチームワークで仕事をするときや会社を超えて(発注側、受注側、元請、下請けなど)仕事をするときは、特に注意をしたいことであります。


自分の力で、業務の全てをこなすことができる場合は、自分の中で完結しているので大きなトラブルになりにくいですが、複数人で仕事をする場合は、作業分担をしていることもあり、仕事を完結させることはとても難しいことであります。

そういったときに必要なのが意思疎通。
「何も言わなくてもわかっているだろう」  「言ったつもりになっていて実際は言っていなかった。忘れていた」 というのでは、残念ながら意思疎通は出来ていなく、仕事の歯車はくるってしまいがちで、進んでいるようでも滞ってしまっているのが事実であり ます。


分業した仕事、作業を第三者へ依頼した仕事というのは、自分でコントロールしているわけではないので、なかなか思うようには動きません。

設計の仕事は日々膨大な仕事量をこなし、そして現在進行形で仕事に追われています。
自分のためにも、相手のためにも、わかっているのに間際になってから、相手へ突然に仕事を振ることは多大なロスともなるので、気をつけたいところであります。


他人を振りまわすだけの技術者にならないよう注意することは、「信頼を得ること、相手を動かすこと」にもつながり、信頼される技術者へなることへの一歩であります。


【これから、仕事をはじめる若手技術者へ】
仕事は、いろんな人が絡んで、協力しあって、はじめて事が進みます。
そして、もちつ、もたれつの関係も生まれます。
(「やってもらいっぱなし」は、最終的には相手方から見放されてしまいますので注意です。)

相手があってこその仕事でもあります。ものごとを動かすための手順もあります。
意思疎通は、上下の関係なく、お互いが気をつけるべきことであります。
人を動かすことは、「強引さだけでは動いてくれない、控えめでも逆に動いてくれない、ほどよいころあいがある」 のが事実で、とても難しいことです。

経験的には、仕事がうまくいっている物件の状況をみると、お互いの意思疎通ができていることが言えます。
「ほう・れん・そう」 これが、お互いが気持よく仕事できるためのポイントです。