設計・計画に携わってる者から見て、公園や都市、地域空間についてや 北関東でのランドスケープデザイン・造園外構設計の現状、身のまわりの出来事から思ったこと、日常の話題など気持ちまで含めてざっくばらんにレポート、つぶやいていきます。
(都市部より未熟な点もあれば、その逆もある。)


【東北芸工大 環境D 3期生のいま】

同期の仲間たちはそれぞれ、建築や都市計画の分野で活躍していますが、地方ですとこんな感じです。中央でしかできないこと、地方でしかできないこと、いろいろあります。

自分の周りの出来ごとを中心に、肌で感じたものごと 笑いや感動したこと 思ったこと あるときは苦悩の日々を。 ちぐはぐな文章は愛嬌ということでm(_ _)m

仕事をしていく上で、プランニングの仕事においては気持ちの部分も内容に大きく影響します。創造性のある仕事を「純粋にやっていくため」には大切な要素であると思いますので。

2012年2月16日木曜日

先を見通したプランニング の大切さ

人口が減少していく世の中。

ここ百年で人口が急激に増加し、最近になって減少の傾向にある状況。


成長をしていった時代では、モノをどんどんつくる→便利にしていく という発想のもと 世の中の流れが進んでいたように思えます。

しかし、これからはモノをどんどんつくる という発想からの転換を図らないと、つくったはいいけど維持ができないという悪循環に陥ってしまいます。


既存のインフラを改良しながら(姿を変え、用途を変え...)現代のニーズに合わせて活用していくこともある意味、エコな使われかた。


投資はしたけど、投資したことによって不良債権のほうが大きいと生活すら危うくなってしまう状況も見受けられます。
投資したからには、それ以上の利益、効果が得られるとやりがいがあったというものです。


ものをつくるにしても、それをどのように活用していくのか、運用していくのか。
目的もなく ものをつくってしまってはいないだろうか。



ものづくりにおいても、ことづくり(活用の仕組み)がリンクしてこないと、ものをつくったという効果が発揮できません。

公共事業で言えば、最近すべて悪であるという極端な言われ方もされましたが、全ての公共事業などが悪というわけでもありません。

(目的をもったきちんとした考えのもとで)つくられていない ものに対しての
ミスマッチ(こんなのでいいのかということなど)があるということなのです。
ミスマッチが目立つということで、良いものまでもが悪であるとまつり上げられる。

極端すぎて、すこし違うような気がします。


先を見通したプランニングをしていくこと。とても大切なことでもあり。
ただ単に基準どおりにプランニングするのでは、今までと同じ。

基準、ルールというものは、煩雑化を防ぐ意味でも重要なことのひとつでありますが、それがどうしてなのか(本質は何なのか)を見ようとせずにものをつくっただけで終わってしまうと、時代の進行からどんどん遅れをとること、取り残されてしまうことにつながります。


ものをつくるのであれば、何を実現させたいか、どのような効果を狙いたいかを先に考え、きちんとした目標のもとでやっていく方が建設的でしょう。
きちんとした目標や基礎の積み上げ、内容があれば、どんなことでも耐えるだけの体力がつきます。

どんなことでも、生活のこと、仕事のことを含めて先を見通して行動することがとても大切であります。そうでないと、いざ蓋をあけたとき(問題が発覚したときは)手遅れになってしまいます。


先を見据えて、考えていくことはとても大切なこと。
サキヨミ の感覚を身につけること。ちょっとからでもいいので実践してみませんか。